図書館 Fundamental 今月のスキルアップ
 
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      今月のスキルアップ
   
  ショット間の撞く時間について。
   
   ゲーム中、撞く速度が遅い選手がいる。僕らがみてきた、遅い選手は、奥村さんであろう。
  彼は、いろいろ頭のの中で試行錯誤している。ラインを読み、こうボールが動くから、
  このくらいの力加減で、何通りかあるコースを、繰り返し確認する。
  その中で、無理なく自然に球運びができるのはどれかと考えているかのように、
  検証している。それは、時間にして1分以上かかっていることが多い。
   
   ゲームルールの中では、ショット間は何秒以内でショットをしなければいけないという
  ルールはないのであるが、やはり3分も試行錯誤していたりすると、早く撞けよと、
  言いたくなる。
   
   奥村さんが、その代表選手。奥村さんは、熟考タイプで、いろいろ検証して撞くタイプ。
  それによって、彼はどの選手よりもよりよい戦績を残したのも事実であり、
  当時ビリヤードを始めた私には、雲上の人であった。
   
   ショット間の間のとりすぎが、問題になり、その後ショットクロックを採用されていく
  ことになる。同じ時代に、軽快に撞くプロがいた。そのプロは、小杉さんで、
  人呼んで、ポンポン小杉と呼んでいた。
  この人は、早撃ちガンマンで、手球が止まるやすぐ、次のショットする。
  奥村プロとは、違う思考をしている。おそらく10秒以内に次のショットをする。
   
   たぶん今分析すると、奥村プロは、言葉で自分に言い聞かせ、ここに来るとこう出るから
  撞点はどこで、力加減はこのぐらいだろうと何度も過去の経験値から呼び出して
  検証。言葉の中で、納得がいくまで検証!そういうスタイルで、実際、良い方向に結果は
  出ている。
   
   現在、試合では、ゲーム展開を早く進行させようとしている。
  毎ショット1分以上考えられると、ゲームが遅れるので、ショットクロックといって、
  手球が止まってから、次のショットを45秒とか1分以内に撞きなさいと言うルールが課せら
  れるのである。
   
    現在の試合では、小杉プロのような人が求められるだろう。
  小杉プロのように早撃ちマックになるためには、どうした良いのだろう。
  他にも方法があると思うのだが、私も採用している、イメージ処理の方法。
  これは右脳が発達している方がよいというか、使えば発達するのであるが。。。。
   
   この方法は、すべてを動画で処理する方法である。
  手球が止まってから、次はどこに出したいのかだけイメージすれば、あとは体が
  反応するだけである。前のショットで、手球が思っていたところに来れば、
  何も心配することなく、次はどこに出すか決まっているので、そこに手球が止まるのを
  イメージすればよい。その球の動きが映像化され、思うように動いてくれれば、何も
  心配や不安はないのである。プレーは流れるように進み。思考で止まる時間は無くなるの
  である。
   
   奥村プロは、言葉だけで思考しただけではない、エピソードがある。
  彼も、実はイメージ処理はしていた。それは、ナインボールであれば、
  どのボールがどこにあるのか記憶している。
  逆再生ビデオができるひとでああった。誰かにレッスンをしているとき、
  ポジションプレーで次に出すべき手球の位置。例えば、7番から再現しようとすれば、
  どこに7番から9番と手球がどのボールがあったか、再現できるのである。
   
   こうやって、書いていくと、奥村プロは右脳と左脳を両方を使って検証して、
  ダブルの検証をして確実なポジションプレーをしていたことになる。
   
   通常、職人さんで言うと習うより慣れろとか、体で覚えろ!とか言われる、
  実際、言葉で体を動かすことより、体が覚えて、思考より体が動かないとだめである。
   
   何年も何十年も経験値を重ねることにより精度が上がるのは、紛れのない事実。
  知識としての言葉は、とりあえず頭は理解する。だが、体は、言葉だけではうまく動かない。
  実際に体を使って経験し、体で覚えることが必要。そのうち、言葉の意味がわかるように
  なる。
  ショットの撞き方でも、速い、強く、弱く、ゆっくり、加速しながら、長く、パンチショット、
  スタンショット、スティッキ-ショット等、すべて違いを体で表現できるかである。
   
  ポジションプレーができるかどうかで、時間短縮できるのである。
  最低先、3個の出しはイメージできないと、だめである。
   
   体で反応すれば、誰でも30秒以内で、次のショットは,できるはずである。
  ビリヤードも格闘技で、体ですぐ反応しないと,相手に負けるのである。